猫の扁平上皮癌記録

11歳で扁平上皮がんになった猫の事を書いています(アイコンは別の猫)。

④検査当日(と私たちの決断)

かかりつけ医で受診して2週間ほど経ち、

検査の日となった。

 

当日行ってみないとどのような検査を選択するのかわからないとのことで、

ひとまず夫に猫を連れて行ってもらう。

(私は子供の幼稚園を送り出し自宅待機。

すぐ電話に出られるようになるべくスマホを離さずにいた。)

 

数時間して夫より着信、

「①選択肢としては切除(←再発の可能性が高い)、②長時間預かったのちCT、CTの準備をする際にカテーテルを通し、カテーテルでの生活③がんの簡易検査のち緩和ケア」

とのこと。

 

実は我が家では、こうなる前から「もし猫ががんに罹った場合には、延命はしない」

とお互いに合意していた為、

②の選択肢はしない、とお互いに確認。

①の場合も猫としてのQOLが著しく下がると思うので、

考えられないね、と確認。

なので、割とすぐに③だろう、という話になった。

以前から話し合っていて良かったと感じた瞬間だったが、

当然悲しくもある。

その旨を先生に伝えてもらうように話し、

終話。

 

夕方ごろに夫と猫帰宅。

いつもの検診などであれば、病院から帰ってくると荒れ狂っていて、

同居猫に当たり散らすのが恒例だったのだが(なんて迷惑な。)、

今回ばかりはそんな余力もなし。

 

絶食でおなかが空いているかなと、

水分補給のできるフードをあげたら、

それなりに食べたので、

しばらくはまだ大丈夫だと感じた。

 

→⑤につづく