猫の扁平上皮癌記録

11歳で扁平上皮がんになった猫の事を書いています(アイコンは別の猫)。

猫の癌、家庭への影響(子供とペット)

以前の記事で、子供とペットで独立した記事を書くと書きましたが、家庭への影響、という内容でまとめることにしました。

 

 

猫の癌発覚から一か月ほど経ち、子供に摂食障害のようなものが出ました。

 

夫婦交代で猫を見守らなければならない状況となったり、

どんなに掃除をしても、室内が猫の膿の臭いが漂ってきてしまうような環境で、

ストレスも相当なものだったと思います。

 

夏休みなったら家族で行こうと行っていた外出の予定もキャンセルとなり、

その埋め合わせをするために別の予定を立てたりしても、

帰宅をすれば現実に戻ってしまうので、

息子としては相当苦しい日々だったと思います。

 

なので、私達は猫の看病をする一方で、

息子の精神状態にも気を配る必要があり、

この2か月は綱渡り状態だったと思います。

 

前の記事に書いているように、

猫の死去の際に息子の予定をキャンセルせずに実行したのは、

これ以上悲しい思いをさせるわけにはいかなかった為です。

 

ペットの介護と育児を並行して行うと、

このようになるのだな、

と実感したのでした。

 

なお、現在火葬から数週間経ちましたが、摂食障害からは立ち直りました。ペットロスのようなものもあまりないので、その点では良かったです。

そして、それなりに過酷だった介護の状況を目の当たりにして、動物と暮らすという事はこういう事なのだと、記憶の中に深く刻まれてくれる事を願っています。